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ワンダフルライフ

2010.10.17.Sun.21:22
是枝裕和監督の2作目だそう。

というか、最後に是方監督の映画だと気がついたのです。谷啓さん追悼番組としてテレビでやっていたを録画しておいたのを観た。
追悼番組としてこの映画が谷啓的かといえば違うよなあ、と思ってしまうが、いい機会で観られたのかも。

ファンタジーである。しかし、ドキュメンタリーの要素もふんだんで、面白いアプローチだと思った。
そんでもって、温かい視線の映画だと思った。
伊勢谷友介が伊勢谷名で映画初出演している。キャラは健在。おお発見!な驚きは、今だから感じられるだろうし。

ただ、私は正直言うと、「人生で一番幸せだった思い出」に興味がない。その想い出を抱いて死後の世界に向かう、という話にシンパシーはない。死は死であるからね。
生きている人間が死した人を幸せな死後であってほしいと願い、妄想するもので、死は無であると思うから。

死後を描いた「リーシーの物語」を例にとれば、先立たれた者へのそれは残酷な状況とそれを凌駕する幸せなカタルシスで温かな読後感を与えてくれたが、この映画は甘くて、視点があいまいで、死した人が死んだばかりの人のケアをするという設定に私はなじめない。ファンタジーは薄っぺらなリアルの上には成り立つべきではない。
アプローチは面白いし、繊細な表現やコメディな表現も好ましいけれど。
宗教だったら別だけどね。宗教がバックグラウンドにあれば成立するのかもしれない。

なんで、こんなあたりのいい好まし気な装いの映画にここまで否定的なのかなあ、私。それもちょっと不明。
たぶん、イライラしちゃうんだ。どこか違う感性に。
是方監督の映画を見るタイミング、私いつも悪い気がする。

谷啓さんの追悼をしたかったぞ。何を観れば追悼になるか、よく考えておくれよ。
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