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田中一村展 千葉市美術館

2010.09.12.Sun.22:57
千葉市美術館という建物が、まず珍しく、1階にあるホールの中に入って、コンサートとか聴いてみたいぞ。
さや堂ホール

田中一村がお好きなマーカナ姉さんと同行。8階でチケットを求め、入場。
これが、田中一村の人生を彼の作品とともに、辿ってしまうという、すごい内容。
だいたい、田中一村は、焼酎のパッケージとか(すみません)、こないだ、仕事をしたデザイナーさんの手がけた本とかで、印刷物しか見ていない。それは、知っている程度でしかないわけで。
いきなり、小学生とか中学生時代の作品からだもの、びっくり! あなた、小学生で落款がしっかり押してあるんだから。つまり、彫刻家だったという父に英才教育をがっつり受けて、子どもの頃から絵描きの人生が決まっていたような人だとは! その時代の絵が、また素晴らしいのだ。子どもって怖い。
そんな、技量を備えた一村が、東京美術学校)(今の芸大)を2カ月で辞めてしまったと言うのも、わかる。わがままだったろうし、自分はここでは何も学ぶことがないと思ったのだろうな。
その後、画風を変えつつ、戦後の千葉時代を迎える。この千葉時代が、この千葉市美術館が、ここまで力を入れて展覧会を開催した理由なのだろう。奄美時代とは違う絵がたくさん展示されている。
自分の力を認めてほしいという部分ももちろんあって、川端龍子の青龍会にも応募、若葉色の葉が大きな絵の全面に描かれ鳥が印象的な「白い花」が入選。ところが、金地に農家が絵が描かれた自信作「秋晴れ」が落選し、意気消沈。このとき入賞した「波」を入選辞退したという。この「波」が今回展示されておらず、残念。
しかし、「秋晴れ」は、私としても、どうだろうと思う。絵の技量は抜群の人だけに、(しかも彫刻も得意で、器用なのだ。今回、木魚が展示されていたけれど、細かい細工だった)何が描きたいかが弱い。
その後、結局生きている間は認められない不遇の画家で、というのが、この人のストーリーらしいが、果たして、不遇だったのかなあ。50歳過ぎてあれだけのパワー全開の絵を書き続けた人のどこが不遇なのだろう。筆を折ったのならまだしも、素晴らしく生き生きと描き続けているし、その奄美時代の絵画の生き生きとした、自分の世界を見つけた画家の幸せは、見たらよくわかる、じゃないの?かしら?
その、今、一村といえばこの画風、という奄美時代の絵画、私は思わず、感動がこみ上げてきちゃいました。なんと、はつらつと生き生きとしていることかと。自分の描くものを見つけた喜びが画面から飛び出してくる。
いやはや、濃いい展覧会でした。
コメント
お疲れさまでした
いやー、お腹いっぱいになりました。
超大盛りの一村。

あの建物も面白かったし、遠かったけど行ったかいはありましたね。
あさりも買えたし、、、
楽しかったですね
あんなに、大々的な展覧会だとは思いもしなかったので、いちいち驚きましたが、行ってよかったです。新しい出会いでした。
人生、50過ぎからだ~~~!と(笑)。

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